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2011年 09月 21日
このブログを呼んで頂いている方には釈迦に説法だと思いますが・・・
通常リレーショナルデータベースのテーブルには、そのテーブルに格納されているデータを1つに絞り込む事のできる”キー(主キー)”を設定します。”主キー”は1つの場合もありますし、複数の項目でキーを構成する”複合キー”の場合もあります。テーブルのどの項目が主キーとなるかは、業務をヒアリングすれば自然とわかるものですが(自然キー)、システム側で業務的に意味の無い数値を採番し主キーとする方法もあります。システム側で業務的に意味の無い数値を採番して主キーとする場合、先に紹介した”自然キー”に対して”人工キー”とか”サロゲートキー”等と呼ぶそうです。 ・・・と、ここまでは、前置きで、次からが本題。 Compiereは”人工キー(サロゲートキー)+(複合)ユニーク制約”の思想でテーブル設計されているアプリケーションであると言えます。 Compiereの開発者Jorg Janke氏がブログ上で設計思想を解説しています。 ↓ http://www.compieresource.com/2008/03/keys-ids-and-table-structure-in-compiere.html この設計思想が、良いか悪いか(好きか嫌いか)は別にして、設計思想とそのメリット&デメリットを理解しておくとCompiereの理解も深まるかと思いますし、今後Compiere以外のシステム設計をする際にも、参考になるかなと思います。上記ブログは英文ですので読むのが大変だという方は下記の2つのサイトが人工キー(サロゲイトキー)を理解するのには良いかなと思います。 ・http://dbflute.sandbox.seasar.org/ja/manual/topic/dbdesign/surrogatekey.html#surrogatekey ・http://d.hatena.ne.jp/torazuka/20110713/pk Compiereの”人工キー(サロゲートキー)+(複合)ユニーク制約”という設計思想は、システムをシンプルにし柔軟性も高める事ができる非常に魅力的な考え方だと個人的には思うのですが、まだまだ設計思想としては自然キー的な考えが根強いようです。 ぜひ多くの方に”人工キー(サロゲートキー)+(複合)ユニーク制約”という設計思想を学んで頂いて、テーブル構造という観点からもCompiereが非常にすぐれたERPソフトウェアだと実感して頂きたいなと思います。 アルマス萩原 #
by almasblog
| 2011-09-21 00:03
| Compiere全般
2011年 09月 04日
昨年末に弊社で販売しているCompiereのトレーニングDVDを購入し、独力でCompiereの導入に取り組んでいる会社に先週ヒアリングにお伺いしました。
数人いるシステム部員の全員が何度もトレーニングDVDを見て勉強した様子で、実際に9月中旬頃から運用を開始する予定との事です。 いくつかの課題を創意工夫で乗り越えてきたお話をお伺いできて、私にとって良い刺激となりました。特に、Compiereとオープンオフィスを連携した話を聞いた時には、オープンソースならではのソリューションとして非常に勉強になりました。私も負けないように精進して行きたいと思います。 さて、定期的に開催しておりますCompiereの定期デモンストレーションが次回は、2011年9月13日(火) 16:00-18:00に開催されます。定員がございますので興味のある方はお早めにお申込み下さい。 アルマス萩原 #
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| 2011-09-04 23:51
| Compiere全般
2011年 08月 21日
Compiere(コンピエール)の日本商慣習対応最新バージョンA04の新機能を紹介します。
※A04のAは弊社アルマス(Almas)のAです。04がバージョン番号です。 まずは、1つ分かりやすい所で、今回はCompiereの画面(ウィンドウ)の自働作成機能についてです。 Compiereではデータの入力や参照をする画面の事を”ウィンドウ”と呼び、ウィンドウはプログラミングする事無く、パラメータを設定するだけで自動作成する事ができるようになっています。今回のバージョンアップではそのウィンドウの自働作成の自由度が大幅にアップしています。 Compiereの標準の入力画面は、タブ形式になっており、通常1つのタブがデータベースの1つのテーブルに該当します。複数テーブルにデータの入力が必要になる場合は、複数のタブで1つの入力画面を構成する事になります。 例えば、受注データの入力で、ヘッダー情報を格納するテーブルと、明細情報を格納するテーブルがある場合に、入力画面は1つでもヘッダー情報と明細情報ではタブが異なるのがCompiereの標準的な入力画面でした。 そこで、前回のバージョンアップ(A03)では、ヘッダー情報と明細情報が1つのタブで両方入力できるように改善しましたが、今回のバージョンアップ(A04)では、さらにそれを発展させています。 大きなところでは、1明細の情報を複数行に分けて入力させる事ができるようになっています。 他にも、入力項目の表示幅を細かく制御したり、文字の色も変更できたりします。 2年前くらいのCompiereを知っている方が見ると、きっと驚き、使ってみたくなる機能なのではないでしょうか。今回のバージョンアップでCompiereのGUIはかなりユーザーフレンドリーになったと思います。 アルマス 萩原 #
by almasblog
| 2011-08-21 23:51
| Compiere全般
2011年 08月 18日
久々の更新となりました。
アルマス 萩原です。 先日、これまた久々に弊社からメールマガジンが発行されました。 その内容の目玉は、Compiere日本商慣習バージョンの最新版のリリース告知です!! 約1年ぶりのバージョンアップで、色々と便利な機能が盛りだくさんのバージョンアップです。 詳しくは下記をご参照下さい。 http://www.compiere-japan.com/support/mail/mail20110725.html このブログでも、おいおい最新機能をご案内して行きたいと思います。 #
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| 2011-08-18 23:32
| Compiere全般
2010年 11月 01日
毎月実施しています、Compiere(コンピエール)の定期デモンストレーション(定期デモ)ですが、11月は18日(木曜日)に実施致します。
通常は第3火曜日に行っていたのですが、今月は木曜日になりましたので、火曜日にご参加頂けなかった方はぜひこの機会にご参加下さい。 http://www.compiere-japan.com/support/seminar/index.html 11月も私 萩原がCompiereをデモンストレーションさせて頂きます。 #
by almasblog
| 2010-11-01 11:23
| Compiere全般
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